赤い苺と白い苺
地元の野菜を売っているお店に今季の苺が入ったというお知らせがあったので早速買いに行くことにした。今までアメリカから輸入された大ぶりな苺ばかりを食べていたので、つみたての地元産の苺が食べたかったのです。お店に行くと率直にびっくりしたのですが、赤い苺と白い(ピンク)の苺が並んでいました。白い苺って確か日本のテレビで見たことあるけど、珍しいものですごく高いという記憶がありました。それが、カナダの都会ではない町の小さな八百屋さんみたいなところに白い苺があるなんて!

日本で見た真っ白の苺に比べるとかなりピンク色ですが、隣にある真っ赤な苺と比べればかなり白っぽいです。見た感じ甘そうには見えないけど、お店の人が「赤いのより甘い」というので、値段も赤い苺と同じ出会ったこともあって白い苺にすることにしました。多分日本の苺のパックだと1パックちょっとぐらいの量で6ドルぐらいでした。
お味は

初めて食べる白い(白っぽい?)苺だったからか、いつもより丁寧に一つ一つ洗ってしまいました。お店の人が言う通り、赤い苺よりも甘みが強く酸味が少ない。心なしか歯触りがソフトな感じがしました。そしてかじって見ると中が黄色ぽい感じでした。白とピンクと種の赤、そして中の黄色がかわいいコンビネーションでした。

「新しい体験」をすることが認知機能の健康のためには大切と言うことを聞いたので、小さな初めての体験を積み重ねているところです。
新しいものって
白い苺だけでなく、世界には常に目新しいものが生まれています。メディアでは毎日のように新商品や新規出店のお店が紹介され、人々の購買意欲を刺激します。先ほども触れた通り、新しいものは人の気持ちを、人の脳を刺激するのでしょう。そして人間が楽しく生きていくためにはそういった刺激が必要なのでしょう。経済が活発に回っていくことにも新しいものは必要なのだと思います。多くの人を惹きつける新しいものがあればその分経済は大きく動きます。新しい物は新しい仕事を生み出し、人が生きていく方法となっていきます。
一方でまだこれ以上新しいものは本当にいるの?と思わないかと言えば嘘になります。物は明らかに溢れている一方で資源は限りがあるもので、どうやったら世界を持続していけるのと心配する。新しいものを求める一方で永遠に変わらないものを何よりも求める。人間は常に相反する物事の中で生きているんだと思わされました。とはいえ新しいことはやはり人間が生きていく上で求められ続けるしかありません。新しい問題も生まれ続けるのですから。病気を治療する技術、自然環境をこの地球を守っていく方法、私たちがより良く生きたいと願う限りまだまだ新しい物事が求められるのでしょう。
何かを作り出す情熱
白い苺が生まれる過程を検索してみると、多くの方が長い年月と情熱を持って取り組んでこられたことがわかります。何かを作り出すってそういうものなのだと思います。新しいものを作り出すときに現れる人間の情熱そのものが、人間が生きていくエネルギーになるのでしょう。
私も白い苺を食べた記念にアップリケを作りました。これを作ってどうするの?と聞かれると困ってしまうのですが、「作っている時間が楽しいから、生きていることが楽しくなる」「白い苺を食べた時の感動を留めて、そして思い出すことができる」からということが答えとなるでしょうか。やっぱり作っている時の情熱が生きるエネルギーになっているようです。

![]() | 白いちご 淡雪 熊本県産 あわゆき 無添加 無加糖 フルーツ 果物 冷凍 高級フルーツ 白いイチゴ 冷凍フルーツ 冷凍いちご 果物 イチゴラス スムージー 国産 冷凍ベリー大容量 お徳用 価格:3477円 |
